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縄文のつりばり

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制作の意図
 長門市で鹿の角でつくった縄文時代の釣り針が発見された。日本では関東地方や東北地方を中心に、たくさんの釣り針が出土されている。釣り針には、形や材質など様々な知恵と工夫がつまっている。
 この教材は、釣り針の歴史や種類、仕組みなどとともに、釣り針のつくり方や釣り針を使って子供たちが実際に釣りをした実践記録を紹介したものである。

■制作年度 平成10年度
■企  画 山口県教育研修所 教材制作委員会
■制  作 國居重樹
■対  象 小学校中学年、小学校高学年、中学校、高等学校、一般

鹿角製つりばり(長門市)
鹿角製つりばり(長門市)
 つりばりの出土場所
つりばりの出土場所
 カラムシの表皮をとる
カラムシの表皮をとる

内容・資料
■つりばりの出土場所
 山口県では、長門市と下関市六連島から発見されている。西日本は少なく、関東地方から東北地方にかけての太平洋側でたくさん出土している。
■つり糸のつくり方
  ・カラムシの皮をはぎとる。
  ・カラムシの表皮を竹の「おびき」でとる。
  ・2本の繊維をよりあわせて糸をつくる。
■つりばりのつくり方
  ・角を切って円筒形にする。
  ・円筒形の角をサンドペーパーで板状にする。
  ・板状の角いつりばりの形を書き、プラスチックカッターで削る。
  ・ヤスリで仕上げる。
■岩田遺跡
 平生町にある山口県の代表的な縄文時代の遺跡。ここでは、石錘(せきすい) という両側にくぼみのある石をおもりにした網による漁業を行っていた。
■山内丸山遺跡
 青森県にある縄文時代の遺跡。これまでの縄文時代の常識を覆した大集落。 ここからも鹿の角でつくったつりばりが発見されている。
角につりばりの形を書く
角につりばりの形を書く
 完成したつりばり
完成したつりばり
 つりあげたニジマス
つりあげたニジマス
制作協力
関根秀樹(和光大学講師)、広島県宮島町観光課、山口県埋蔵文化財センター、
平生町教育委員会、平生町歴史民族資料館、平生町佐賀公民館、長門市教育委員会
青森県教育委員会文化課山内丸山遺跡対策室、山内丸山遺跡、
つりのアングラーズ下松店、豊田町一の俣観光ホテル、鹿野ファミリーランド、
徳重修司、福本 宏、中村博之、佐々木尚子(語り)、
柳井市立日積小学校6年(中村敬子教諭、黒田真奈実、福本俊明、村井奈津美、森本宏美、
山平直輝、善弘めぐみ、吉村優一)

問い合わせ先
山口県教育研修所 カリキュラム支援部
〒754-0893 山口市大字秋穂二島1062番地 セミナーパーク内
<TEL 083-987-1190 FAX 083-987-0209> e-mail:kyoiku@center.ysn21.jp

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