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【防府】 |
IM73_025 |
法光寺阿弥陀堂 |
指 定 | |||
所 在 地 | 佐波郡徳地町大字鯖河内1444番地 | ||
概 要 | 1186(文治2)年、東大寺再建の用材を求めて周防の国に下向した俊乗房重源が建立した安養寺の遺構がこの法光寺である。阿弥陀堂は本堂の東側にあり、度重なる改修を受けてはいるが、柱、板座などは創建当時の用材である。特に須弥壇後方の板壁には、重源自筆と伝えられる大梵字も残されている。堂内には、本尊の木造阿弥陀如来坐像以下、5躯の仏像が安置され、山口県指定有形文化財となっている。このうち十一面観音像のみ制作年代を異にする(13世紀)が、他の4体は当堂建立の時に制作されたものと考えられ、平安時代末期の様式をとどめながら一方で鎌倉初期の特色をあらわす優れた作風を示している。 | ||
所 有 者 | 宗教法人 法光寺 | ||
撮 影 者 | 山本明史 | ||
撮影年月日 | 1月27日 |