タイトル「山口県の史跡」
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【防府】

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佐波川関水

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佐波川関水
指   定 国史跡
所 在 地 佐波郡徳地町大字船路
概   要 東大寺再建のために徳地杣(そま)から切り出された材木の運搬には大変な苦労があった。巨木に大綱2本をかけ、轆轤(ろくろ)を利用したり、谷を埋め、あるいは岩を砕いて佐波川まで運び、さらに佐波川を利用して瀬戸内海まで流された。しかし水深の浅いところでは巨木が流れず、そうしたところでは川が堰き止められ、材木を通す水路が造られた。これを関水と言った。このような関水は東大寺造立供養記には118ヶ所あったと記されているが、現存しているのはここ1ヶ所のみである。
所 有 者
撮 影 者 山本明史
撮影年月日 1月11日


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