|
【防府】 |
IM73_026 |
佐波川関水 |
指 定 | 国史跡 | ||
所 在 地 | 佐波郡徳地町大字船路 | ||
概 要 | 東大寺再建のために徳地杣(そま)から切り出された材木の運搬には大変な苦労があった。巨木に大綱2本をかけ、轆轤(ろくろ)を利用したり、谷を埋め、あるいは岩を砕いて佐波川まで運び、さらに佐波川を利用して瀬戸内海まで流された。しかし水深の浅いところでは巨木が流れず、そうしたところでは川が堰き止められ、材木を通す水路が造られた。これを関水と言った。このような関水は東大寺造立供養記には118ヶ所あったと記されているが、現存しているのはここ1ヶ所のみである。 | ||
所 有 者 | |||
撮 影 者 | 山本明史 | ||
撮影年月日 | 1月11日 |