山口宇部道路
小郡萩道路
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本州の最西端に位置する山口県は、本州と九州を結ぶ交通の要衝として、積極的に道路が整備されてきました。平成21年度の国道や県道をはじめとする主要道路の実延長をみると、面積1平方キロメートル当たり0.64kmで、全国平均の0.49kmを大きく上回っています。また、市町村道を含めた道路の舗装率は93.3%で、全国平均の80.0%よりも高く、全国で4番目に高い水準にありま す。 山口県では、これまで県内8圏域の圏域中心都市や、空港、新幹線駅などの広域拠点施設とがおおむね1時間以内で連絡することや、圏域中心都市へ30分で到達できるエリアの拡大など、交流圏域の拡大を目標に道路整備を推進してきました。また、渋滞の解消や、安全で安心して利用できる歩行空間の整備を進めた結果、渋滞損失時間が削減され、バリアフリー化率も向上するなど、快適な道路空間の形成が進められてきました。 今後も、地域住民の皆さんとの多様な協働のもと、さらなる地域間の移動時間の短縮や快適な歩行空間の確保を目指すとともに、多様化する道路整備へのニーズや既存道路施設の老朽化などにも対応できるよう、引き続き計画的、効率的な道路行政の推進に取り組んでいるところです。 |