プロセスの模様替え
開発プログラム「プロセスの模様替え」とは・・・
多くの人にとって、話合いにおいて「批判」することや、積み上げてきた議論を「ひっくり返す」ことって苦手意識があるのではないでしょうか。
一方で、多数決をしてみたものの、内心では決定に不安を感じていたという経験も誰にだってあるはずです。
課題解決のための新しいアイデアを創りたいのに、なかなか出てこないとき。
そういう時は、もしかしたらアイデアが型にはまっているのではなく、考え方・話合い方が型にはまっていた、ということがあるかもしれません。
そこで、自らの日常の作業フローをカードにして、シャッフルし、引いた順にプロジェクトを進めてみる。
部屋だけではなく、学習や研究のプロセスも「模様替え」するプログラムです。
期待される児童・生徒の変化
- 話合いの際に、自分自身の考え方を客観的に見ることができる。
- 批判的思考(クリティカルシンキング)ができるようになる。
児童・生徒に身に付けてもらいたい資質・能力等
- 他者に伝える力
- 他者と協働する力
- 新たな価値を創造する力
想定される学習活動(場面)
- 課題やアイデアを話し合う場面
活動のポイント・留意事項
- 違和感を覚えるカードを引いても、そのカードに書いてあるとおりに行動し、話合いを進める。(違和感が生じているのは、これまでの話合いでは出てこなかった、新しいアイデアが生まれる予兆。)
- 最終的に生まれたアイデアだけではなく、話合いのプロセスそのものも共有して、振り返りを行う。
スライド及びワークシート等
プロセスの模様替えのスライド(2MB)
プロセスの模様替えのシナリオ(1MB)
プロセスの模様替えのワークシート(42KB)
プロセスカードのデータ(444KB)