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水資源の開発 | |
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中央部を中国山地が走る山口県では河川が短く急流で、大雨が降るたびに大きな被害をもたらしてきました。県内各地につくられたダムは、こうした大水を予防するためだけでなく、飲み水や農業、工業用水として利用したり、水力発電に利用したりと、さまざまな役割をはたしています。さらに、水と緑に囲まれたダム周辺のスペースは、キャンプ場やスポーツ・イベント広場として広く利用されています。 ダムとは、水を貯めることを目的に 平成23年4月現在、山口県には、国土交通省が 昭和16年に完成した周南市の ダム開発による水資源は工業用水道事業や電気事業にも利用されています。工業用水事業では、全国で最も多い、一日当たり約169万m3の供給能力があり、瀬戸内海側の企業などに給水しています。また、県営の水力発電所が10か所に設けられていて、合計で一般家庭5万世帯分以上の電力を発電しています。公害を出さないクリーンなエネルギーである水力発電は、石油に替わるエネルギーの一つとして期待されています。 |
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国土交通省監修 『目で見るダム事業2001』 ダム技術センター 2007年
山口県編 『山口県のダム概要』 山口県 2010年 山口県企業局編 『自然の恵みをいかすソフィア21長期ビジョン』 山口県企業局 2000年 山口県企業局編 『公営企業の概要』 山口県企業局 2010年 |