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温泉
  山口県には、古くから「防長4湯」と呼ばれ多くの人に親しまれてきた湯田ゆだ温泉、湯本ゆもと温泉、俵山たわらやま温泉、川棚かわたな温泉をはじめ、県下全域にわたって多くの温泉があります。これらの温泉の中には、伝説にまつわるものや山口県らしく歴史のエピソードが残されているものが数多くみられます。
 一方で、近年の全国的な温泉ブームに乗り、主に市町村が主体となって、まちづくりの一環として開発された、いわゆる「日帰り温泉」などの新しい温泉が続々と登場してきました。これらの温泉を含めると県内各地にわき出る温泉の数は、約60カ所にも及びます。山口県の温泉は、すべて非火山性の温泉で、湧き出る水の温度が25℃未満の冷鉱泉れいこうせんであるものが多いのが特徴です。

湯田温泉ゆだおんせん(山口市)
 山陽路随一の湧泉を誇り、名湯として知られています。泉温は70度以上と県内で最も高く、旅館は設備の完備した近代的な温泉です。起源は、約600年前の室町時代に白狐が傷をいやすのを見て発見された、と伝えられていますが、実はもっと古く、1200年の周防国文書にも登場しています。無色透明のアルカリ性単純温泉で、リウマチ、神経痛、皮膚病などに効能があります。

湯田温泉旅館協同組合ホームページへ
湯田温泉
湯田温泉

湯本温泉ゆもとおんせん(長門市)
 1427年、大寧寺たいねいじ住職が住吉大明神のお告げで泉源を発見したと伝えられる温泉で、湯治場とうじばの雰囲気をとどめ、ききめがある霊湯として有名です。 青海島おおみじま秋芳洞あきよしどう、萩などへ訪れる人が宿泊することも多く、保養地としても人気があります。夏のゲンジボタルの乱舞も見逃せません。アルカリ性単純温泉で、胃腸病や神経痛などに効能があります。

湯本温泉旅館協同組合ホームページへ
湯本温泉
湯本温泉

俵山温泉たわらやまおんせん(長門市)
 916年、薬師如来やくしにょらいが白猿に姿を変えて里人に告げたと伝える温泉で、千年以上の伝統を誇っています。
 古くから効能の高い療養本位の湯治場として知られており、温泉街は内湯が少なく、ひなびた風情を今も残しています。現在は、国民保養温泉および国民保険温泉にも指定されています。アルカリ性単純温泉で、アルカリ含有量 は日本一多く、神経痛などに効能があります。

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俵山温泉
俵山温泉

川棚温泉かわたなおんせん(下関市)
 静かな山里にあり、安徳天皇の時代に発見され、南北朝時代に一度埋没したものを三恵寺さんねじ恰雲いうん和尚が薬師如来やくしにょらいに導かれて再び発見したと伝えられる、800年以上の伝統を持つ温泉です。そして江戸時代には、長府毛利もうり藩の温泉場として保護されていた由緒ある温泉です。含弱がんじゃく放射線・カルシウム・ナトリウム・塩化物温泉で、リウマチ性の病気や、高血圧症、動脈硬化どうみゃくこうか症などに効能があります。瓦そばが有名。
川棚温泉
川棚温泉
 
温泉とは
 日本における温泉の定義は、温泉法でその基準が定められています。温かい温泉(25度以上)だけが温泉と思いがちですが、冷たくても多くの鉱物質を溶かし込み、一定の基準を満たしたもの(鉱泉)であれば、温泉法上の温泉です。
泉質
 温泉の泉質には、単純温泉、放射能泉、塩化物泉、硫黄泉、炭酸水素塩泉などがありますが、成分やPHペーハー等によって、もっと細かく分類されています。山口県では、放射能泉が最も多くなっています。

山口県の温泉についてもっと知りたい時は ・・・
山口県観光連盟「おいでませ山口へ」
山口県観光連盟監修 『観光レジャー辞典やまぐち』 (株)弘済出版社 1999年  
山口県編 『山口 〜 ALL AROUND YAMAGUCHI PREFECTURE〜』 山口県刊行物普及協会 1999年  
観光パンフレット「温泉」「温泉やまぐち」 山口県・山口県観光連盟
観光パンフレット「イベントカレンダー」 山口県観光キャンペーン実行委員会
クイズ 県のシンボル 自然 歴史 産業 住み良さ 生活 文化 観光 国際 教育

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